三光丸本店敷地内に「直心庵」が誕生しました!

三光丸本店では、今年に入り、配置の仕事にたずさわる社員の研修を目的として、「直心庵(じきしんあん)」を開設いたしました。
現在は、営業部員を中心に、立ち居振る舞いだけでなく、“相手を敬う心”“おもてなしの心”を養うため、外部から講師を招き、定期的に茶道の稽古を行っています。

このたび縁あって、10月24(土)から11月3日(火)までの10日間、直心庵において、御所市在住の陶芸家、東川和正(うのかわかずまさ)氏の作陶展「玄彩展」を開催しました。
東川氏には、以前から神農像や白沢像の製作を担当していただいており、昨年2月には、東京都渋谷区の「代官山iスタジオ」で三光丸クスリ資料館とのコラボ展示会を開催。以来、文化的、芸術的な面での協力関係が続いています。

「直心庵(じきしんあん)」は、大和郡山市にある黄檗宗の寺院、発志禅院(はっしぜんいん)のご住職関俊道師に命名していただきました。2箇所に掲げた額も、師の直筆です。

お客様を茶室へと導く、本格的な庭と
露地もあります。

10月24日、玄彩展が始まりました。直心庵の和室に展示された作品が、周囲に溶け込んで幽玄な雰囲気を醸し出しています。

作品に活けられたユキヤナギ、庭の風景とも絶妙なバランスを保っています。

台に用いたキハダの古材も、作品を引き立てます。

和の空間に違和感なくおさまる作品。ひとつひとつの配置にも、入念な吟味がなされています。

抹茶による接待の主役は営業部員たちです。普段は元気のよすぎる(?)彼らも、お茶の先生の前では神妙な面持ちで稽古に励んでいます。

戸の開け閉めにはじまり、歩き方、座り方、挨拶の仕方など、基本的な動きを何度も復習しながら、少しずつ稽古を重ねていきます。

器の持ち方や細かい所作など、すべての手順に意味があり、長い年月をかけて考え抜かれたものです。

花器も東川作品です。
花の名前、掛軸についても、お客様にきちんと説明できるようにしておく必要があります。
茶道が総合芸術といわれる所以でしょう。

 

 

 

 

 

 

茶室の軸と掛け花

高取国際高校茶道部の生徒さん(左側のお二人)もお手伝いに来てくださいました。本当に助かりました。

沢山の方々に支えていただいたおかげで、イベントも大いに盛り上がりました。

奈良新聞の取材を受ける東川和正氏

奈良テレビ放送「ぜっぴん!!+」の取材風景。隣接するクスリ資料館も紹介していただきました。

海外からのお客さまも来てくださいました。高取国際高校で学ぶフランスからの交換留学生のお二人です。受け入れ先の吉田さん一家とともに来場されました。
写真左:向かって左からアルイ君、ソニアさん、吉田君、資料館長
写真右:左から吉田夫妻、アルイ君、館長、ソニアさん、吉田君

関俊道師によれば、「直心庵」は、『維摩経(ゆいまきょう)』にある「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」という言葉に由来するそうです。

「素直な心、ひたむきな心で修行するならば、天地いたるところが道場となりうる」という意味で、まさにお茶の心を学ぶ場所にふさわしい名前だと思います。
 稽古のときだけでなく、どこにいても相手を敬う気持ち、おもてなしの心を忘れずにいたいものです。

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