第五回 大和売薬と三光丸の歴史 その3(昭和初期〜終戦)

 

「・・・『無効無害』政策・売薬印紙税という大きな障壁を乗り越え、大和の売

薬は急激に発展して、ついには海を渡ることとなりました・・・」


前回は、昭和初期までの売薬の歴史についてお話しいたしました。

今回は、それ以降から第二次世界大戦を経て、終戦にいたるまでの間に、

大和売薬がたどった道のりを簡単に解説してみたいと思います。なお、前回

の最後でご紹介した海外進出の状況について、所蔵資料をもとに、もう少し

詳しく解説するところから始めましょう。


それぞれの項目をクリックすると説明ページに移ります   


(1)海外雄飛のとき-大和売薬の発展

・三光丸効能書の外国語翻訳資料

・三光丸の救命ブイについて

・海外版のクスリ広告(他社製品を含む)



(2)第二次世界大戦-激動の時代と大和売薬 

・第二次世界大戦の勃発

・戦況悪化と企業統制

・終戦――企業再編成へ

 

クスリ関連年表(大正〜昭和〜平成)

年代

日本のできごと

世界のできごと

明治43(1910)

 

日韓併合

明治44(1911)

大和売薬同業組合設立、三光丸の米田徳七郎虎義が初代組合長になる

 

大正 2(1913)

朝鮮半島で三光丸の販売を開始

 

大正 3(1914)

売薬法が公布される

第一次世界大戦はじまる

大正 7(1918)

スペイン風邪が世界中で流行し日本でも死者38万人を記録する

第一次世界大戦終結

昭和 1(1926)

売薬印紙税法廃止、売薬業界全盛期へ

 

昭和 6(1931)

 

満州事変はじまる

昭和 7(1932)

 

満州国建国

昭和 8(1933)

大和売薬満蒙輸出組合を設立
協和製薬公司を設立
三光丸が満州国・関東州へ進出する

 

昭和12(1937)

 

日中戦争はじまる

昭和13(1938)

国家総動員法発令

 

昭和16(1941)

 

太平洋戦争はじまる

昭和18(1943)

薬事法制定

 

昭和19(1944)

時局の悪化に伴い、企業整備がはじまる

 

昭和20(1945)

 

太平洋戦争終結

昭和21(1946)

企業整備を撤廃、戦後の企業再編成開始
三光丸本店が株式会社三光丸本店として再出発する

 

(戦後から現在に至るまでの間は、次回に解説する予定です)

*この年表は、三光丸クスリ資料館の「和漢薬のあゆみ(通史年表)」を抜粋、一部改変したものです。
*下線部をクリックすると詳しい説明を見ることができます。

      

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