さんこう丸の健康豆知識

2017年 8月1日

緑内障
『緑内障』は視神経に障害が起こり、視野がゆっくりと狭くなる病気です。進行するまで自覚症状がなく、気付いた時にはかなり進行しているという事も多いようです。日本では失明原因の第一位で、特に40歳以上の患者さんが多いようです。一度傷ついた視神経は再生しませんので、視力が戻ることはないのです。そのため、早期発見と早期治療で進行を遅らせる事が大切になってきます。眼圧が原因とされる緑内障ですが、眼圧は正常なのに……そんな方は多いと思います。実際に緑内障の患者さんの過半数は正常眼圧で、この場合は視神経細胞がもろくなることが原因のようです。また個人差はありますが、季節が関係したり、高血圧・糖尿病に伴うものがありますし、御家族に緑内障の人がいるという方も注意が必要です。

*眼圧…房水が眼球に掛ける圧力の事。 正常値10-20 mmHg
眼圧の正常値は、角膜に掛かる圧力を指しています。この力は房水が眼球に掛ける圧力と基本的に相関関係にある事から、直接測ることのできない房水圧の代わりに、この眼圧で正常値が決められています。

*治療…①点眼薬:数種類ありますが、全て眼圧を下げる為の薬です。②レーザー治療(選択的レーザー線維柱帯形成術):房水排出の邪魔になっている線維柱帯の一部の細胞を除去して、眼内の房水の排出を良くします。③線維柱帯切開/切除:房水の流出口を新しく作り、眼内の房水の排出を良くします。術後は細菌が入らないように注意が必要です。

治療は全て、眼圧を下げる事で緑内障の進行を遅らせることが目的です。市販の目薬や飲み薬の中には、眼圧を上げてしまうもの(眠くなりやすいアレルギー用薬、一部の睡眠薬、一部の抗うつ薬等)もあるので注意が必要です。先天性のものもありますが、眼圧が上がる理由のほとんどは原因不明です。40歳を過ぎれば1年に1度、目の検診で自分の目の状態を確認した方がいいのかもしれません。

8月の野菜『トウモロコシ』
トウモロコシ食べる時は邪魔なヒゲは生薬で“南蛮毛”(ナンバンモウ)といい、利尿作用などがあります。

                   

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